戦時の味かみしめて 中学生、平和の尊さ学ぶ
第2次世界大戦中の食卓を体験するイベントが22日、愛媛県の鬼北町下鍵山の登録有形文化財「明星草庵」であり、中学生ら30人が食糧難で苦しんだ時代の庶民の食事を味わい、平和の尊さをかみしめた。
戦後70年の節目に戦争を考える機会にしようと鬼北町などが開いた。日吉地域のまちづくり団体「明星ケ丘いきいき会」の女性メンバーが、地元のお年寄りから聞き取りメニューを再現。きびめしやいもがゆ、すいとん、かんころもちなど10品を作った。当時はぜいたく品だっただしは使わず、しょうゆと塩で味を付けた。
近くの町歴史民俗資料館では「戦争の記憶展」を開催中。兵士が戦地から家族に宛てた手紙や、当時の生活の様子がうかがえる配給切符など、町民が所有するものを中心に約100点を展示している。2016年1月17日まで。
戦時の味かみしめて 中学生、平和の尊さ学ぶ
第2次世界大戦中の食卓を体験するイベントが22日、愛媛県の鬼北町下鍵山の登録有形文化財「明星草庵」であり、中学生ら30人が食糧難で苦しんだ時代の庶民の食事を味わい、平和の尊さをかみしめた。
戦後70年の節目に戦争を考える機会にしようと鬼北町などが開いた。日吉地域のまちづくり団体「明星ケ丘いきいき会」の女性メンバーが、地元のお年寄りから聞き取りメニューを再現。きびめしやいもがゆ、すいとん、かんころもちなど10品を作った。当時はぜいたく品だっただしは使わず、しょうゆと塩で味を付けた。
近くの町歴史民俗資料館では「戦争の記憶展」を開催中。兵士が戦地から家族に宛てた手紙や、当時の生活の様子がうかがえる配給切符など、町民が所有するものを中心に約100点を展示している。2016年1月17日まで。